[Forum] ユビキチンフォーラムにスレッドが投稿されました

admin @ ubiquitin.jp admin @ ubiquitin.jp
2014年 3月 24日 (月) 22:13:27 JST


PubmedID: 24634492
日時: 2014/03/24 10:03:27
投稿者: 京都大学 細胞機能制御学教室 田宮大也さん
---------------------------------------
タイトル: インターフェロンでLUBAC活性アップ
---------------------------------------
 手前みそ論文。
 LUBACはHOIP, HOIL-1L, SHARPINからなるユビキチンリガーゼでNF-kBシグナルに影響を与えます。インターフェロンはLUBAC活性を増大させて(量も増えます)NF-kB活性を増強しTNF-aによる細胞死を減少させます。以上がcore findingsです。
 cpdmマウスはSHARPINが欠損しLUBAC活性がダウンして皮膚炎を呈します。これにインターフェロンを打つとLUBAC活性がいくらか戻って皮膚炎の程度が軽くなります。
 インターフェロンは昔から研究されていますがLUBAC活性を増加させる報告は初めてだと思います。この研究によりインターフェロンとLUBACの研究がより発展するようなことがあればうれしい感じしますね。
---------------------------------------
http://ubiquitin.jp/forum/thread.php?id=23




Forum メーリングリストの案内